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リフォームコラム

2026.01.12

予算30万円でキッチンリフォームの損得線|プロが教える失敗しない配分術

キッチン

「予算30万円あれば、そこそこキッチンリフォームできるはず」
この前提のまま動くと、多くの人は見た目だけ変わって、家事のストレスも光熱費もほとんど変わらないキッチンにお金を落とします。

同じ30万円でも、「ガッカリキッチン」になる人と、「掃除が一気にラクになり、冬でも寒くないキッチン」を手に入れる人がはっきり分かれます。差をつくっているのはセンスでもグレードでもなく、配分設計と工事内容の優先順位です。

ネットで「キッチンリフォームの費用相場」「予算30万円のキッチンリフォーム」などと検索すると、システムキッチン本体価格や工事費込みのパック料金が並びます。便利に見えますが、そこには次がほとんど書かれていません。

  • マンションか一戸建てか
  • 築年数と配管・配線の状態
  • 冬のキッチンの寒さ、段差、収納動線
  • 管理規約や換気ダクトの制約
  • 解体して初めて分かる床の腐食や配管劣化

現場では、この「見えない条件」が一つ変わるだけで、同じ30万円でもできる工事の中身がまるで別物になります。
例えば、コンロだけIHに交換したつもりが、分電盤と配線のやり直しが必要になり、想定外の追加費用でトイレリフォームに回すはずだった予算が消えることも珍しくありません。

この記事は、神奈川エリアで水回りリフォームを数多く手掛けてきた実務者の視点から、次のようなポイントを、机上の理屈ではなく現場で起きた事実ベースで整理します。

  • 予算30万円で、マンション・一戸建てのキッチンに「実際どこまで」できるか
  • 共働き子育て世帯/親世帯の寒いキッチン/中古マンション購入直後、という3パターン別の、効く工事セット
  • クロスやフロアだけ変えて失敗した事例、コンロ交換だけで電気容量ギリギリになった事例と、その修正案
  • 見積書のどこに「追加費用の地雷」が潜んでいるか、どんな書き方をする業者を避けるべきか
  • 小規模リフォームでも狙える補助金・助成金を、無理なく使うための線引き

読み終えるころには、
「うちの30万円は、レンジフード+コンロ+キッチンパネルに集中させるべき」
「親世帯のキッチンは、先に断熱フロアと段差解消に数万円を割くべき」
といったレベルまで、自分の家に合わせた判断ができるようになります。

この記事の全体像と、あなたが手にする実利は次の通りです。

セクション 読者が手にする具体的な武器(実利) 解決される本質的な課題
構成の前半(30万円でできる範囲、NGパターン、ペルソナ別工事セット、隠れトラブル) 予算30万円で「どこにいくら使うか」の現実的な配分と、やってはいけない工事内容が具体的に分かる 相場サイトや口コミだけを頼りにして、見た目優先の中途半端なキッチンリフォームにお金を失うリスク
構成の後半(業者選び、相談事例、施工シナリオ、補助金、事前準備) 見積書の読み方、任せていい会社の見分け方、補助金の使いどころまで含めた「交渉と判断の軸」 安い会社選びや補助金頼みで、追加費用・工期遅延・仕上がり不満に振り回される状態からの脱却

30万円という限られた予算でも、配分と順番さえ間違えなければ、キッチンとLDK全体の使い勝手ははっきり変わります。
次の章から、まずは「あなたの家で30万円あればどこまでいけるのか」を、現場目線で分解していきます。

CONTENTS

予算30万円のキッチンリフォーム、本当に「どこまで」できるのかを現場目線で解剖する

30万円で“絶対に勘違いしてほしくない”キッチンリフォームの現実

「30万円あればキッチン丸ごと新品」そう信じて相談に来る方は、神奈川の現場でもかなり多いです。ここで一度、30万円のリアルな“工事の重さ”を整理しておきます。

30万円で現実的にねらえる工事イメージ

工事の重さ できることの目安 よく組まれるセット例
軽め 設備1〜2点の交換 ガスコンロ交換+レンジフード交換
中くらい 設備+内装の一部 レンジフード+IH+キッチンパネル
重めギリギリ 本体は既存活用 扉・水栓交換+収納造作+クロス一部

ここを勘違いすると危険

  • システムキッチン本体まるごと交換は、30万円ではほぼ不可能

    本体価格に加え、給排水工事・ガス工事・組立・廃材処分・養生費が乗ると、戸建てでも50〜80万円帯が現実的な相場になりやすいです。

  • 「対面式やアイランドキッチンに変更」は、構造的に別レベルの工事

    排水管の移動、換気ダクト延長、床の補修が絡み、配管経路次第では100万円超に跳ねます。

  • マンションか一戸建てかで、同じ内容でも工事費が変わる

    エレベーター搬入・駐車場なし・長い養生距離があるマンションは、職人手間がかかり、同じ設備でも数万円単位で差が出ます。

私の視点で言いますと、「30万円で“どこをあきらめるか”を早めに決めた人ほど、満足度は高い」です。本体交換にこだわらず、「掃除がラク」「寒くない」「見た目がスッキリ」など目的を1つに絞ることが成功の条件になります。

ネットの「平均費用」と、現場の見積りでズレが出る3つの要因

同じ「予算30万円キッチンリフォーム」で検索しても、出てくる相場は25〜40万円と幅広いはずです。このブレは、実は“家の条件”と“工事のしやすさ”の差から生まれます。

ズレ要因1:地域と職人単価

  • 神奈川や首都圏は、職人の人件費・駐車場代が高く、地方より工事費が1〜2割上がりやすい

  • 「工事費込み○○円」の広告は、地方標準の想定であるケースがあり、都市部では同じ内容が通用しないこともあります。

ズレ要因2:搬入経路・養生の手間

  • エレベーターなし3階のマンション

  • 玄関からキッチンまでの廊下が長く、全面養生が必要

  • 駐車スペースが遠く、道が狭い一戸建て

こうしたケースでは、材料を運ぶだけで1人工分増える感覚です。ネットの平均費用は、この「現場のしんどさ」をほぼ加味していません。

ズレ要因3:見積り段階では見えない“隠れ工事”

  • 古い分電盤で、IHコンロ用の専用回路が増設できない

  • コンロ下のガス管が短く、新しい機種だと位置が合わない

  • シンク下の床が腐食していて、キッチンパネル交換前に下地補修が必要

ここがポイント

  • ネットの費用は「設備+最低限の標準工事」だけの金額で語られていることが多い

  • 現場の見積りは、その家固有のリスク(配管・配線・下地)を織り込んだ金額になる

このギャップを理解しておくと、「広告より高い=ボッタクリ」ではなく、「自分の家の条件をきちんと反映した見積りか」を冷静に見極めやすくなります。

その30万円、配分を間違えると後悔する|よくあるNGパターンとプロの修正案

「30万円かけたのに、生活はほとんど変わってない」
現場でいちばん聞きたくない一言です。財布から出ていく30万円を、「見た目だけで消えるお金」にするか「毎日の家事をラクにする投資」にするかは、配分次第で真逆に振れます。

ここでは、実際に起きがちな失敗パターンを2つに絞り込み、「どこをどう直せば効く30万円になるのか」を具体的に切り分けます。

見た目だけクロスとフロアを変えて「掃除ストレス」が全く解消しないケース

築20〜30年のマンションでよくあるのが、

  • クロス全面張り替え

  • フロア張り替え(またはフロアタイル上貼り)

に予算をほぼ全部つぎ込んで、「キッチン設備はそのまま」というパターンです。写真だけ見るとBefore/Afterは映えますが、油汚れ・ベタつき・換気の弱さは一切改善しません。

よくある配分ミスと、プロが組み直すプランを比較するとこうなります。

項目 よくあるNG配分(30万円) プロが勧める配分イメージ(30万円)
普通のビニールクロス全面 コンロ周りだけキッチンパネル+他は汚れに強いクロス
デザイン重視のフロアに総入れ替え 水はねゾーン中心に耐水フロア・フロアタイル
設備 既存レンジフード・コンロそのまま レンジフード交換+コンロ見直し(掃除性重視)
体感 見た目だけ変化、掃除時間は同じ 見た目+掃除時間が半分レベルで短縮

とくに共働き子育て世帯のペルソナ1では、「油とタバコのヤニが付きやすい壁に普通クロス」を貼ってしまうと、1〜2年でまた黄ばみが出て後悔しがちです。

プロがやり直しを提案するなら、最優先はこの3カ所です。

  • コンロ・レンジフードの交換(掃除性と吸い込み性能アップ)

  • コンロ周りのキッチンパネル化(油汚れを一拭きで落とすため)

  • 水はね・油はねゾーンだけ床材グレードアップ(耐水・耐油)

クロスとフロアは「LDK全体の雰囲気を整える」には有効ですが、30万円という限られた予算なら、汚れの発生源と直撃ゾーンにだけ厚く配分する方が、手残り(家事時間・ストレス)のリターンが圧倒的に大きくなります。

「コンロだけ最新IH」にして電気容量オーバー寸前だったケース

「火が怖いからガスコンロをIHに変えたい」
50〜60代のペルソナ2で増えている相談ですが、コンロ本体代しか見ていない見積りは危険です。

IHはガスよりも電気を一気に使うため、次の条件が重なるとブレーカーが落ちやすくなります。

  • 契約容量が30A前後のまま

  • 電子レンジ・炊飯器・食洗機も同時使用

  • 古い分電盤で回路が少ない(一つの回路に集中)

私の視点で言いますと、コンロだけ最新機種にして「IH+電子レンジ+電気ポット」で頻繁に停電し、結局あとから分電盤交換と幹線(メーターから家に入る太い電線)の見直しを追加したケースは少なくありません。

IH導入時の費用配分イメージを整理すると、判断がしやすくなります。

費用項目 目安イメージ ポイント
IHコンロ本体 10〜18万円 安さだけで選ぶと掃除性・操作性が落ちる
コンロ交換工事費 2〜4万円 ガス撤去・電源引き回しの有無で変動
分電盤・回路増設 5〜10万円 回路数不足ならほぼ必須
契約容量アップ対応 0〜5万円 電力会社手続き+場合により幹線工事
合計イメージ 17〜30万円 条件次第で「コンロ代の倍」になることも

プロ目線での鉄則は1つだけです。

  • 「IHを入れる前に、分電盤と契約容量を必ず確認する」

ペルソナ1・3(マンション住まい)では、配電盤が玄関脇の狭いスペースにあり、配線の取り回しが難しくて工事費が跳ねるケースもあります。30万円のうち数万円を電気工事に割くのは一見もったいなく見えますが、ブレーカーが落ちるストレスと火災リスクを考えると、安全と使い勝手への“保険料”としては非常にコスパが高い投資です。

コンロだけをピンポイントで最新にするのではなく、「家全体の電気の器」をセットで見直す。その発想があるかどうかで、同じ30万円でも安心感と使い心地がまるで違うキッチンになります。

目的別に“効く”30万円の使い方|ペルソナ別・現場が組む工事セット

共働き子育て世帯向け:「掃除に時間をかけられない家」の配分レシピ

「油汚れでベタベタのキッチンに毎晩付き合っていられない」共働き世帯は、見た目より“掃除時間を減らす設備”に全振りした方が満足度が跳ね上がります。

おすすめは、マンション・一戸建てどちらでも使える鉄板セットです。

  • レンジフード交換(整流板付き・自動洗浄タイプでなくてもOK)

  • ガスコンロ→IH or 掃除しやすいガラストップコンロ

  • キッチンパネル(不燃+油が拭き取りやすい素材)

この3点に予算を集中的に乗せるイメージです。

配分イメージ 目安費用帯 ポイント
レンジフード 8〜12万円 古いプロペラ式からシロッコ+整流板へ。油の飛び方が激減
コンロ(IH可) 10〜13万円 ガラストップ+グリル掃除のしやすさ重視
キッチンパネル 5〜7万円 クロスではなくパネルで“拭き掃除5分”を狙う
残り 0〜5万円 コンセント増設やちょっとした収納改善に回す

掃除ストレスが減る家は、「油が飛ぶ範囲をどこまでパネルで囲えるか」で決まります。コンロ横だけ貼って、シンク側の壁を量産クロスにしてしまうと、1年後に黄ばみが再発しがちです。

収納は「吊り戸を高機能にする」より、背面の収納レイアウトを変えて“歩数を減らす”方が効くケースが多いです。冷蔵庫とレンジ台の位置を入れ替えるだけで、料理中の行ったり来たりが半分になる間取りもよく見かけます。

現場を見ている私の視点で言いますと、共働き世帯は「収納より換気と表面材」。ここに予算を振った家は、5年後の満足度が極端に落ちません。

親世帯・介護を見据えた家向け:「冬場のキッチンが寒すぎる」の解消セット

親世帯からの相談で多いのが「足元が冷えて立っていられない」「入口の段差でつまずく」という声です。ここでシステムキッチン本体を替えてしまうと、肝心の寒さ対策にお金が回りません。

30万円なら、「足元+窓+段差」への集中投資が合理的です。

  • キッチン床の断熱フロア・フロアタイル上貼り

  • 入口の段差解消(スロープ・框造作)

  • 窓(サッシ)の内窓やガラス交換を部分採用

工事内容 効果 目安費用帯
断熱フロア上貼り 足裏の冷えを軽減、掃除も楽に 8〜12万円(台所スペース)
段差解消 つまずきリスク減、介護動線の確保 3〜6万円
内窓 or 複層ガラス 冷気カット+結露減 8〜12万円(窓サイズ次第)
サポート手すり 立ち座り・移動を補助 2〜4万円

寒さ対策は、暖房器具より「アルミサッシの冷気」と「床下からの隙間風」をどこまで止めるかが勝負どころです。ガスコンロやレンジフードを変えたくなっても、この層の家では優先度を下げた方がトータル満足度は高くなりやすいです。

将来の介護を見据えるなら、通路幅と扉の開き方向の確認も外せません。車椅子を想定するなら、70cmギリギリではなく、80cm以上を確保できるかを現地でメジャーを当てて確認しておくと後悔しにくくなります。

中古マンション購入直後向け:「とりあえず見た目を整えたい」人への現実案

中古マンション購入直後は、「他人が使っていたキッチンの生活感を消したい」というニーズが圧倒的です。ただ、30万円でシステムキッチン本体+トイレ+内装まで触ろうとすると、どれも中途半端になります。

ここでは、本体はそのまま“表面と水まわり中心リフレッシュ”がコスパ良好です。

  • 扉交換 or ダイノックシート貼りで扉の印象を一新

  • 水栓交換(浄水器付きやタッチ水栓も候補)

  • キッチンパネル or 壁クロスを水まわり仕様に

  • LDKのフロア材を張り替え or 上貼りで統一感アップ

優先順位 工事内容 ポイント
1 扉交換・シート貼り Before/Afterの見た目変化が最も大きい
2 水栓交換 使用頻度が高く、毎日の満足度に直結
3 キッチンパネル 汚れやすい面を先に囲う
4 フロア上貼り 玄関〜LDKの“中古感”を消す

ここで重要なのが、「今は触らない方が良い場所」を決めておくことです。5〜10年後にフルリフォームを計画しているなら、配管ルートやレンジフードのダクト位置をいじらずに残しておいた方が、次の工事で無駄な解体費用を払わずに済むケースが多いです。

マンションでは管理規約で「給排水位置の変更禁止」や「換気経路の変更不可」がかかっていることが珍しくありません。見た目だけの問題に見えても、将来のレイアウト変更に関わる部分を安易に触らないことが、30万円を“生きたお金”に変えるコツになります。

「ここを外すと一気に高くつく」プロが見るキッチンリフォームの隠れトラブル

「30万円でサッとキッチンだけきれいに」と思っていても、一つ地雷を踏むと一気に50万、60万コースに跳ね上がります。多いのは、解体するまで誰も気付いていなかった「床」と「配管」、そしてマンション特有の「管理規約」と「換気ルート」の縛りです。

解体して初めてわかる“床の腐食”と配管の劣化

キッチンは毎日水と油を浴び続ける場所です。築20〜30年マンションや一戸建てのリフォームでシンク下を解体すると、3軒に1軒くらいの感覚で床の傷みが見つかることがあります。

よくあるサインは次の通りです。

  • シンク下の底板がフカフカする

  • コンロ前のフロアに黒ずみ・沈み込みがある

  • 排水口周りの臭いが強い

  • 以前水漏れを直した記憶がある

このあたりがある場合、「30万円フルで設備交換」のつもりでいると危険です。下地補修に先にお金を取られる可能性が高いからです。

私の視点で言いますと、30万円リフォームでは「見えない部分にいくらまで覚悟するか」を先に決めておくとブレません。

想定トラブル 追加で必要になりやすい工事 目安費用帯のイメージ
床合板の腐食 下地合板の張り替え、根太の補強 5〜10万円
排水管のひび・勾配不良 排水管交換、勾配調整、床補修 5〜15万円
給水管の老朽化・サビ 配管一部交換、止水栓交換 3〜8万円
シロアリ被害(戸建て) 防蟻処理、構造材の一部交換 10万円〜

30万円のうち10万円前後を「万一の下地・配管枠」としてキープし、残りでレンジフードやコンロ、キッチンパネルを組むと、追加費用が出ても全体予算が崩れにくくなります。

逆に、床を見ないまま「フロアだけフローリング上張り」してしまうと、2〜3年後に床が沈み、再度解体→張り替えで合計コストが倍近くになるケースもあります。特に共働き子育て世帯のマンションでは、「短期間で終わる工事」を優先して床を後回しにしがちなので要注意です。

マンション管理規約と換気経路が“工事内容を縛る”ケース

マンションで30万円のキッチンリフォームを考えるなら、管理規約と換気ダクトのルートを無視するとプランが丸ごと書き換えになることがあります。

代表的なのはこのパターンです。

  • 管理規約で「給排水管位置の変更禁止」

  • レンジフードのダクト位置・径の変更不可

  • 共用部(外壁側)への穴あけ禁止

この制約があると、次のような影響が出ます。

やりたい要望 規約・換気で止まりやすいポイント 現実的な落とし所の例
アイランドや対面式キッチンへ変更したい 排水管の移動不可、ダクト延長不可 レイアウトは現状維持で、背面収納と動線を改善
「静音タイプ」のレンジフードに変えたい 既存ダクト径と新フードの推奨径が合わない 同径対応の機種を選ぶか、圧力損失の少ないタイプを選定
ガスからIHに変更したい(マンション) 電気容量不足、専用回路増設に共用部工事が必要になる場合 IHは見送り、ガラストップガスコンロ+レンジフードに集中
換気扇の位置を大きく移動したい ダクト経路が梁・共用部を横断し規約違反 既存位置を前提にフード形状やパネルでデザイン調整

管理規約と一緒に確認すべきなのが「換気経路」と「電気容量」です。

  • 換気経路

    レンジフード交換は「同じ場所に同じような物を付ける」だけに見えますが、実際は既存ダクトの直径・長さ・曲がり回数で対応機種が変わります。ここを無視して「ネット最安のシロッコファン」を選ぶと、吸い込みが悪くなり、油煙がLDK全体に広がりやすくなります。

  • 電気容量

    IHクッキングヒーター、食洗機、電子レンジ、炊飯器、電気ケトルが同時に動く共働き家庭では、30A契約のままIHを入れるとブレーカー落ちが常態化することがあります。分電盤や専用回路の増設が必要になると、電気工事だけで5〜10万円程度上乗せになることも珍しくありません。

30万円のキッチンリフォームをマンションで組むなら、最初の相談時に管理規約・配管図・分電盤の写真をまとめて見せると、無駄なプランの出し直しを防げます。結果として、限られた予算をレンジフードやキッチンパネル、収納など「効く部分」に集中させやすくなります。

「安い会社」を選んで後悔する人の共通点|見積りと施工内容の裏側

30万円のキッチンリフォームは、「安く見える見積書」と「きちんと書いてある見積書」のどちらを選ぶかで、その後の10年のストレスが分かれます。表面の合計金額だけで会社を選ぶと、ほぼ同じ工事でも最終的な費用差が5〜10万円つくケースは珍しくありません。

単価の安さだけで業者を選んだ結果、追加見積りで予算オーバーになった話

私の視点で言いますと、追加見積りで揉める現場は、見積書を見た瞬間に9割予測できます。

ポイントは「どこまでが最初から含まれているか」。30万円ラインのキッチンリフォームで、追加費用が噴き出しやすいのは次の部分です。

  • 解体後の床の腐食補修(シンク下の水漏れ歴が長い家)

  • 電気容量・配線のやり替え(IHコンロや食洗機を足す場合)

  • キッチンパネルの下地補修(既存がタイル・モルタルのマンション)

  • マンションでの養生・搬入・駐車場代

ここが「別途」扱いだと、見積りは安く見えますが、ふたを開けた瞬間に予算30万円を突破します。

下の表を見てください。

見積書の書き方 一見の安さ 工事中の追加リスク 30万円予算との相性
解体・処分・下地補修がまとめ書き 高い 非常に高い 悪い
電気・ガス・水道が「別途」表記 高い 高い 悪い
項目ごとに数量と単価が明記 普通〜やや高い 低い 良い
マンション特有の費用を事前計上 やや高い 低い 良い

特に神奈川のマンション(築25〜30年前後)では、キッチン解体後に配管の劣化や下地の痛みが出る確率が高いので、「下地補修一式」が最初から数万円計上されている見積書の方が、トータルでは安く収まることが多いです。

チェックすべき最低ラインは次の通りです。

  • 解体・処分費が具体的に分かれているか

  • 電気工事・ガス工事・設備接続工事が別項目で入っているか

  • 「追加工事が出るとしたらどこか」を、現地調査のときに口頭だけでなく見積書の備考に書いてもらう

ここまで書いてくれる会社は、「あとから水増しするつもりがない会社」と見ていいです。

「地域の会社だから安心」と思っていたら、下請け任せだったケース

「地元の会社=自社職人で安心」と思い込み、実際にはほぼ丸投げの下請け管理だった、という相談も多いです。特に30万円の部分リフォームは、元請けが利益を取りにくいため、現場管理が薄くなりがちです。

下請け任せの現場で起きやすい問題は次の3つです。

  • 工事当日に聞いていた内容と違う職人が来る

  • ちょっとした仕様変更(取っ手の位置、コンロの高さ)の相談をしても、「会社に聞いてください」で話が止まる

  • 仕上がりに不満があっても、元請けと職人が責任を押し付け合う

これを避けるために、見積り段階で必ず聞いておきたい質問を整理します。

  • 実際に工事をするのは自社の職人か、協力会社か

  • キッチン工事でよく組む施工事例を写真で見せてもらえるか

  • 工事中の連絡窓口は誰になるのか(営業担当か、現場管理者か)

  • マンション管理組合への届け出や近隣挨拶を、どこまで代行してくれるか

地域の会社でも、次のような答え方をするところは信頼度が高いです。

回答パターン 評価ポイント
「キッチンは水道は自社、内装はこの協力会社と固定で組んでいます」 役割が明確
「現場管理はこの担当が毎日行きます」 管理責任がはっきり
「この施工事例は今回予定している職人が担当しました」 実力が見える

30万円のキッチンリフォームは、豪華な設備を買う工事ではなく、限られた費用をどこに集中投下するかを一緒に考えてくれる会社かどうかで満足度が決まります。安さの裏側に何が削られているのか、見積書と担当者の説明から冷静に読み解いていくことが、後悔しない一番の近道です。

実際にあった/起きうる相談LINE・メールを分解|プロがどこを見ているか

「予算30万円あります」と送った瞬間から、こちらの頭の中では“配分シミュレーター”がフル回転します。同じ30万円でも、問い合わせ文の1〜2行で「これは危ない配分だな」「ここを削ればイケるな」がほぼ見えてきます。

相談パターン1:「予算30万円で、キッチンとトイレどちらも触りたい」

よく届くのが、次のようなLINEです。

築25年のマンションです。予算30万円で、キッチンとトイレ両方をきれいにしたいのですが、どこまでできますか?

私の視点で言いますと、この一文だけで「両方中途半端」になるリスクがかなり高いパターンだと判断します。

まず整理したいのは、どちらを優先すべきか、という軸です。

キッチンとトイレ、30万円のときの“現実ライン”

項目 30万円で現実的な内容 注意ポイント
キッチン レンジフード交換+ガスコンロorIH交換+キッチンパネル程度 配線・ガス管位置で追加費用が出やすい
トイレ 便器交換+床クッションフロア+クロス一部貼り替え 給水位置変更が絡むと一気に高騰

ここでまず聞き返すのは次の3つです。

  • 今、一番ストレスが大きいのは「どこ」か

  • 1日のうち、長く使っているのはどちらか

  • 将来、フルリフォームを想定しているかどうか

共働き子育て世帯なら、キッチンの掃除ストレスを優先した方が、体感の満足度は圧倒的に高いことが多いです。例えば、キッチン25万円+トイレ5万円で「トイレは便座のみ交換」に抑える、といった配分も現実的です。

逆に、築30年戸建てで親世帯が使うケースでは、トイレのバリアフリー性を優先した方が安全面でのリターンが大きくなります。

よくある失敗は、両方とも「見た目だけ」触ってしまうパターンです。

  • キッチンは扉シートとクロスだけ

  • トイレは便器だけ安い機種に交換

一見きれいになりますが、キッチンはレンジフードが古いままなので油汚れは減らず、トイレも床が古いままなのでアンモニア臭が残る、という“見た目だけリフォーム”になりがちです。

30万円のうち、どちらか片方に20万円以上を集中させるくらいの割り切りをした方が、満足度は高くなります。

相談パターン2:「ネットの口コミを見て、この商品をそのまま付けたい」

次に多いのが、商品名ピンポイント指定の相談です。

口コミで評価の高い○○メーカーのIHを付けたいです。予算30万円で工事まで全部できますか?

ここでプロがまず見るのは、商品の型番ではなく“家側の条件”です。

チェックする主なポイントは次の通りです。

  • 分電盤の容量(30Aか40Aか60Aか)

  • 同時に使う家電の数(電子レンジ・炊飯器・食洗機など)

  • キッチンの間口と既存コンロのサイズ(60cmか75cmか)

  • マンションか一戸建てか(配線ルートとブレーカー位置)

例えば、口コミで人気の「3口IH+オーブン一体型」を、そのまま30万円で入れ替えたいという相談は、電気工事を見落としているケースがほとんどです。

【IH入れ替えで追加費用が出やすいポイント】

  • 契約容量アップのための電力会社手続き

  • 分電盤自体の交換

  • 専用回路の新設(キッチンまでの配線ルート次第で工事費が倍近く変動)

30万円の中でIHに20万円以上使ってしまうと、電気工事やキッチンパネルの張り替えにしわ寄せがきて、「見た目は最新IHだけど、ブレーカーが落ちまくるキッチン」に陥ります。

一方で、掃除のしやすさ重視なら、スタンダードグレードのIH+レンジフード+キッチンパネルの3点セットに配分した方が、30万円でも体感の変化が大きくなります。

プロに相談するときは、商品名だけでなく、

  • 築年数と住宅タイプ(マンション/一戸建て)

  • 今の分電盤の写真

  • キッチン全体の写真(背面収納や通路幅込み)

をセットで送ると、「その商品が本当にこの家に合うか」「どこにお金を回すと得か」を、かなり具体的に提案してもらいやすくなります。

「30万円でもここまで変わる」を実感させる施工シナリオと費用感

「30万円のキッチンリフォームって、正直どこまで変わるの?」
ここを誤解すると、ガッカリ台所か“神コスパキッチン”か、仕上がりが真っ二つに分かれます。

私の視点で言いますと、ポイントは「工事を欲張らず、効く所にだけ刺す」ことです。

施工事例シナリオA:レンジフード+コンロ+パネルで“掃除が5分になるキッチン”

共働き世帯・中古マンション入居直後に特にハマるセットです。
狙いは油汚れの発生源と付着面を一気に制圧すること。

想定する工事内容は次のイメージです。

  • スリムタイプレンジフードへ交換

  • ガスコンロ→IHまたはガラストップコンロに交換

  • コンロ〜シンク周りにキッチンパネル張り

  • 必要に応じて電気工事(IH用200V・分電盤の容量確認)

ここで効いてくるのが「電気容量」と「既存下地」です。
古いマンションでIHを採用する場合、分電盤や配線の更新が入ると追加費用3〜7万円が発生するケースが多く、予算配分の肝になります。

費用感をざっくり整理すると、次のようなバランスになります。

項目 内容例 費用目安(税込)
レンジフード交換 スリム型+ダクト接続調整 10〜13万円
コンロ交換 ガラストップガス or IH 8〜12万円
キッチンパネル コンロ周り〜L字1面 4〜6万円
電気工事 IH用配線・分電盤調整 3〜7万円
合計 条件により変動 25〜30万円前後

このセットを入れると、「油汚れの拭き上げが5分で終わるキッチン」に近づきます。
特にレンジフードは、安いプロペラ式を残すと掃除ストレスがほぼ減りません。30万円クラスなら、ここをケチるとリフォーム全体の満足度が一気に下がります。

施工事例シナリオB:収納力アップ+フロア張り替えで“LDK全体の雰囲気を一新”

「キッチン本体はそのまま。けれどLDKの古さを一気に消したい」
築25〜30年前後のマンション・一戸建てでよく組むパターンです。

ポイントは「足元と背面収納を変えると、Before/After写真の印象が別物になる」ことです。

主な工事セットは次の通りです。

  • 背面収納(カップボード)設置または造作棚

  • LDKのフロアをフロアタイルや上張りフローリングに変更

  • 巾木・見切り材の交換で玄関〜キッチンの統一感を出す

項目 内容例 費用目安(税込)
背面収納 既製カップボード設置 10〜15万円
造作棚 可動棚+カウンター 5〜8万円
フロア張り替え 10〜15畳・上張り 10〜12万円
細部仕上げ 巾木・見切り・調整 2〜3万円
合計 組み合わせ次第 27〜30万円前後

共働き世帯なら、「とりあえず大容量収納を付ける」より、動線を短くする収納計画のほうが効きます。
例えば、炊飯器と電子レンジの位置を調理台の斜め後ろにまとめるだけで、毎日の歩数と振り返り回数が激減します。

中古マンションの場合は、将来のシステムキッチン丸ごと交換を見越して、「給排水位置を動かさない」「キッチン本体の天板高さは据え置き」といった触らない判断も重要です。
床と背面収納だけを更新しておけば、5〜10年後のフルリフォーム時にも無駄が出にくくなります。

30万円のキッチンリフォームは、全部を新しくする工事ではありません。
限られた予算を「汚れの発生源」「毎日触る場所」「空間の印象を決める面積の大きい部分」に集中させるかどうかで、同じ金額でも満足度に天と地ほどの差が生まれます。

「補助金・助成金で安くなる」は半分正解|30万円台リフォームでの賢い活用術

「補助金があるなら、とりあえず申請したい」
この発想のまま進めると、30万円リフォームは「ムダに工事範囲だけ広がって、体感はほぼ変わらない」仕上がりになりがちです。

本気で得をしたいなら、先に見るのは金額ではなく“対象工事のクセ”と見積書の中身です。

私の視点で言いますと、水回りリフォームで補助金をうまく使えている人は「キッチン単体」より「断熱・バリアフリー・省エネ」をうまく絡めています。

小規模工事で補助金を狙うときに押さえたい“対象工事”の考え方

30万円クラスでも、自治体や国の制度で狙いやすいのはこの3系統です。

  • 省エネ系:高効率給湯器、断熱サッシ・内窓、LED照明、節湯水栓

  • 断熱系:キッチン周りの内窓、断熱フロア、外気に面する壁の断熱

  • バリアフリー系:段差解消、手すり、床の滑りにくい素材への変更

キッチンリフォームで「補助対象になりやすい組み合わせ」のイメージは次の通りです。

目的 30万円クラスでよくある工事例 補助対象になりやすいポイント
冬の寒さ対策 キッチン床の断熱フロア張り+内窓 断熱性能アップとして申請しやすい
介護を見据えた改修 入口の段差解消+床材変更+手すり バリアフリー改修に該当しやすい
光熱費削減 レンジフード高効率品+LED+節湯水栓 省エネ設備として扱われるケース

ポイントは「キッチン本体」より「周辺の環境を良くする工事」のほうが補助に乗りやすいことです。

共働き世帯なら
→ レンジフード交換だけでなく、LED照明や節湯水栓を組み合わせて省エネ枠を狙う

親世帯の家なら
→ 段差解消と滑りにくいフロアでバリアフリー枠を使う

中古マンションなら
→ キッチンは最小限にして、寒さの元凶のサッシ周りに予算と補助金を集中させる

こうした「目的別のセット組み」をしておくと、30万円でも補助金の恩恵が体感しやすくなります。

見積書のどこに「補助金で差し引かれる部分」があるのか

補助金をうまく使う人は、見積書のどの行が対象になるかを理解しています。

一般的に対象になりやすいのは、この3ゾーンです。

  • 設備機器:高効率レンジフード、節湯水栓、内窓、断熱仕様の建材

  • 施工費:それらを取り付けるための工事費(対象工事に紐づく分だけ)

  • 付帯工事:断熱材施工や段差解消のための下地調整など

見積書でチェックすべきポイントを整理すると、こうなります。

  • 「本体一式」とだけ書かれていないか

    → 型番・性能が分からないと、補助対象か判定しづらい

  • 工事内容がまとめ書きされていないか

    → 「内装工事一式」だと、どこまでが断熱・バリアフリーか線引きできない

  • 支払い時期と補助金入金時期を確認したか

    → 多くは「いったん全額支払い→後から還付」なので、手元資金30万円ギリギリだと苦しくなる

30万円リフォームで賢い進め方は、

  1. まず「補助金を前提にしない」現実的な配分を決める
  2. その中で、省エネ・断熱・バリアフリーに絡む部分を洗い出す
  3. 業者に「どの行が補助対象になり得るか」を項目ごとに質問する

この順番を守ると、「補助金が出るから」と不要なオプションを足されて、結果予算オーバーになるリスクをかなり減らせます。

失敗しないために、最初の相談のときだけはやってほしい3つの準備

「予算30万円でキッチンリフォームしたのに、なんかモヤっとする…」
こうなる人の多くは、商品選びより前の“相談準備”でつまずいています。

ここでは、最初の相談前にやっておくと、見積りも提案も一気にレベルアップする3ステップをまとめます。

  1. 今の不満を写真とメモで“見える化”
  2. 家族の優先順位をざっくり決める
  3. 相見積もり用の質問リストを用意する

私の視点で言いますと、この3つができている家は、同じ30万円でも「効き方」がまるで違います。

キッチンの“今の不満”を写真とメモで整理する方法

最初の相談で「とりあえずキレイに」「相場くらいで」とだけ伝えると、無難だけど刺さらないプランになりがちです。
神奈川のマンションでも一戸建てでも、まずやってほしいのは現状のBefore記録です。

やることはシンプルです。

  • スマホで4方向から撮る(シンク側・コンロ側・背面収納・床)

  • 気になる部分をアップで撮る(レンジフード、クロス、床のめくれ、収納内部)

  • 写真ごとに「一言メモ」を付ける

書くメモは、この4分類に分けると整理しやすくなります。

  • 掃除ストレス(油・ヤニ・水垢・ホコリ)

  • 収納・動線(出し入れしづらい、振り向き回数が多い場所)

  • 安全・老朽化(コンロの不具合、床の沈み、段差)

  • 見た目(色・素材・古さが気になる部分)

例えば、よくあるケースを1つ挙げると、

  • 「レンジフードのフィルター掃除が地獄」

  • 「コンロまわりのタイル目地に油がこびりつく」

  • 「シンク下からカビ臭い」

この3つが揃っている場合、30万円の配分はレンジフード+コンロ+キッチンパネル+必要な範囲の下地補修が強い候補になります。
逆に、クロス全面張り替えを優先すると、掃除ストレスがほぼ変わらず予算だけ消えます。

写真+メモがあると、現地調査のときに床の腐食や配管劣化の可能性も早めに推測でき、追加費用リスクを事前に共有しやすくなります。
これはネットの平均費用だけ見ていても絶対に分からないポイントです。

相見積もりで「誰に頼むか」が自然に決まる質問リスト

相場比較よりも大事なのは、“どこまで考えてくれているか”の比較です。
そのために、2〜3社に同じ質問を投げて、回答の質で会社を見極めます。

下の表は、30万円前後の部分リフォームで実際に効く質問と、プロがチェックしているポイントを整理したものです。

質問内容 目的・プロが見ているポイント
予算30万円で、どこにいくら配分するのが現実的ですか 本体価格と工事費、オプションの線引きを説明できるか
解体してみないと分からない追加費用は、どこが可能性高いですか 床の腐食・配管・電気容量・ガス管位置に触れてくるか
マンション(または一戸建て)特有の注意点はありますか 管理規約、搬入経路、駐車スペースの話が出るか
同じ工事内容の施工事例を見せてもらえますか Before/Afterの写真と工事内容をセットで出せるか
工期と、その間キッチンやトイレはどの程度使えますか 施工日数だけでなく、生活への影響を具体的に説明できるか

この質問をすると、「商品カタログの話しかしない会社」と「あなたの家の条件を前提に話す会社」がはっきり分かれます。

さらに、見積書をもらったら、次の3点も確認しておくと安全です。

  • 本体・工事費・諸経費・オプションが分けて記載されているか

  • 「一式」ではなく、レンジフード交換、IHコンロ設置、キッチンパネル張り替えなど、工事項目ごとに金額が見えるか

  • 補助金・助成金を使える工事かどうか、説明があるか

ここまで質問して誠実に答えてくれる会社なら、単価が最安でなくても最終的な“手残り満足度”は高くなりやすいです。
予算30万円のキッチンリフォームは、「安さ勝負」ではなく「準備と質問で、会社の考え方を見抜くゲーム」と思って進めると失敗が減ります。

執筆者紹介

水回りリフォームを中心に、神奈川全域と一部東京で1,000件超の住宅工事を手がけてきたリフォーム会社の実務担当者です。キッチン・浴室・トイレ・洗面・窓断熱・給湯器・外装・内装まで一括対応してきた経験から、「30万円で現実的にどこまでできるか」「どこに予算を配分すべきか」を、特定メーカーに偏らず中立的な立場でお伝えしています。

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